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唾液と口臭の関係 |
唾液と口臭が、なぜ、そんなに深い関係があるのでしょうか? 唾液は、味覚などの刺激によって、腺から分泌される混合液のことです。
唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺などの「大唾液腺」が左右一対あり、さらに、多数の「小唾液腺」があって、これらの腺から唾液が分泌されます。
耳下腺は頬の粘膜にあり、顎下腺は舌の下部前方にある丘のような部分にあります。 また、舌下腺は舌の下のヒダの上方部にあります。
小唾液腺は、舌、口の中の上の部分、頬の粘膜、唇の粘膜などに分布しています。 このように、口腔のあちらこちらから唾液が分泌され、常に口の中が唾液でうるおう状態が維持されています。
一日に分泌される唾液の量は1.5〜2リットルにもなります。 このように、毎日、ペットボトルを満杯にするくらいの唾液が出ているのです。
また、歯の頬側の面よりも、舌側の面のほうが唾液の流れがよくなっています。 唾液の流れが良い部分では、食べ物など摂取された物質がすみやかに浄化されるため、分解されてできる酸の量は低下し、細菌が繁殖する状態も低下します。
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