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自分の口臭に気づかない理由 |
なぜ、自分の口臭は気づきにくいのでしょうか?
においとは、不思議なもので、他人のにおいには気づいても、自分のにおいには気づかないものなのです。
朝の電車の中で、ポマードや香水のにおいをまき散らしている人や、タバコの煙をさせている人、夜の繁華街で、お酒のにおいをプンプンさせている人。
このようににおいを発散する無神経な人たちを見ると、一言、言いたくもなります。 しかし、当の本人たちは、自分の発散している不快なにおいに気づいていません!
この理由は、簡単です。
においをキャッチするセンサーの役割を果たす「鼻の粘膜」は、口とつながっていて、絶えず口のにおいの刺激を受けています。
同じ、においを長時間かいでいると、そのにおいに慣れてしまって、何も感じなくなってしまったのです。
例えば、買ってきたばかりのバラの花の香りや病院の消毒薬のにおいも強く感じるのは最初だけで、だんだんと慣れてきます。
このように、人間の喚覚には、こうした感覚の慣れを生じる性質がありますので、自分の口臭と長年付き合っていると、気づきにくくなるというわけです。
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