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唾液の殺菌効果 |
唾液は、どんな成分から成り立っているのでしょうか?
唾液の99パーセントは水分でできていますが、残りの1パーセントに素晴らしい能力が秘められているのです。
この1パーセントの主役となるのは有機物質とイオンですが、殺菌をはじめ多くの機能を持っています。
有機物質には、アミラーゼやリパーゼと呼ばれる消化酵素、リゾチームなどの殺菌効果を持つ酵素をはじめとして、タンパク質、ステロイド類、生理活性物質などがあります。
イオンの種類としては、ナトリウムやカリウム、塩化物、垂炭酸塩などがあります。
唾液腺の種類別にその特徴をみますと、耳下腺から分泌される唾液は水分濃度の高い唾液で、サラサラしています。
これに対して、顎下腺や舌下腺から分泌される唾液は、糖タンパクが多く含まれているために粘度が強いのが特徴です。
また、唾液には特有のにおいがありますが、アミノ酸が消化・吸収される過程で発生するインドール、スカトールなどの有害物質が含まれています。
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